ブリジストンが海外(欧州/南米)で展開しているSEIBERLING(セイバーリング)タイヤ・・・。
以前売られていたFIRESTONE(ファイヤーストーン)のFR10やWIDEOVAL(ワイドオーバル)の後継となる位置づけの商品となっています。
- FR10(FIRESTONE)→SL101(SEIBERLING、ショルダー耐摩耗向上)
- WIDEOVAL→SL201(SEIBELING、静粛性向上)
安心の国産メーカーの中では2~3割程度割安なタイヤだったので、タイヤ代節約のため思い切ってセイバーリングタイヤを購入してみることにしました。
割安なタイヤだったので勝手に「安かろう、悪かろう」と思っていたのですが、実際のところ普段使いではほとんど国産製品と変わらないクオリティという印象です。
そこで今回は、割安なセイバーリングタイヤ(SL201)の実際の性能や耐久性について、残り溝の測定やゴムの硬度測定、タイヤ表面のヒビ割れの状態という視点も含めて、詳しくお話していきます。
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タイヤの性能について
今回調査したタイヤは、セイバーリングタイヤのSL201という種類のものです。
このタイヤをミライースに装着して、約2年ほど使用してみました。
まず、セイバーリングタイヤを装着してすぐに気がついたことは、ロードノイズがとても小さい点です。
これまでいろいろな国産、アジアンタイヤをはいてきたのですが、セイバーリングタイヤはロードノイズに関してかなり小さい部類に入ると思います。
特に、高速道路を走行中でもかなり静かで値段の割に静粛性の高いタイヤだなぁと感心しました。
グリップ力(ウェット時も含む)については、一般道や高速道路を普通に走っている状態では値段の高い国産タイヤとの違いを感じるような場面(ウェット路面でスリップしてしまう、高速走行時にフラフラするなど)はありませんでした。
ブリジストンが海外(欧州/南米)で展開しているSEIBERLING(セイバーリング)タイヤ・・・。
以前売られていたFIRESTONE(ファイヤーストーン)のFR10やWIDEOVAL(ワイドオーバル)の後継となる位置づけの商品となっています。
- FR10(FIRESTONE)→SL101(SEIBERLING、ショルダー耐摩耗向上)
- WIDEOVAL→SL201(SEIBELING、静粛性向上)
安心の国産メーカーの中では2~3割程度割安なタイヤだったので、タイヤ代節約のため思い切ってセイバーリングタイヤを購入してみることにしました。
割安なタイヤだったので勝手に「安かろう、悪かろう」と思っていたのですが、実際のところ普段使いではほとんど国産製品と変わらないクオリティという印象です。
そこで今回は、割安なセイバーリングタイヤ(SL201)の実際の性能や耐久性について、残り溝の測定やゴムの硬度測定、タイヤ表面のヒビ割れの状態という視点も含めて、詳しくお話していきます。
タイヤの性能について
今回調査したタイヤは、セイバーリングタイヤのSL201という種類のものです。
このタイヤをミライースに装着して、約2年ほど使用してみました。
まず、セイバーリングタイヤを装着してすぐに気がついたことは、ロードノイズがとても小さい点です。
これまでいろいろな国産、アジアンタイヤをはいてきたのですが、セイバーリングタイヤはロードノイズに関してかなり小さい部類に入ると思います。
特に、高速道路を走行中でもかなり静かで値段の割に静粛性の高いタイヤだなぁと感心しました。
グリップ力(ウェット時も含む)については、一般道や高速道路を普通に走っている状態では値段の高い国産タイヤとの違いを感じるような場面(ウェット路面でスリップしてしまう、高速走行時にフラフラするなど)はありませんでした。
セイバーリングタイヤのタイヤバランスについて
タイヤのバランスが悪いと、高速走行時などにタイヤが上下左右に振動してしまい、ハンドルがブルブル震えるなどといった症状が発生します。
格安なタイヤの中にはタイヤそのものの重量バランスが極端に悪い物もあり、タイヤバランスをとるためにおもりを大量に取り付けなければならなかったりするものもあります。
今回紹介しているセイバーリングタイヤのタイヤバランスを調整するために取り付けられたおもりの量は以下の通りでした。
No. | in[g] | out[g] |
1 | 0 | 15 |
2 | 15 | 5 |
3 | 15 | 30 |
4 | 0 | 0 |
今回タイヤを取り付けたホイールはアルミホイールなので、取り付け位置の関係上、鉄チンホイールよりカウンターウェイト(おもりのこと)をたくさんつけなければなりません。
また、この取り付けられた重りの量は、タイヤだけではなくホイールの重量バランスの偏りも含めた形になっていたりするため、あくまでも参考程度の数値と言えます。
それらのことも考慮すると、国産タイヤでもこの程度の重りが貼り付けられているタイヤはたくさんありますので、私が購入した4本のタイヤに限って言えば、特に目立ってタイヤの製造精度が悪いということはなさそうでした。
タイヤの耐久性について
ここからは、セイバーリングタイヤを継続して使用したときのタイヤの耐久性について、残り溝の測定とゴムの硬さなどを測定してみた結果にしてお話していきます。
2年間使用後(4万キロ走行後)
新品時の溝深さ約8mmに対して、約2年間で4万キロ走行後の残り溝は約5mmでした。
4万キロ近く走行したのでもっと減っている(残り溝がなくなっている)と思っていたのですが、予想以上に溝が残っていました。
タイヤの溝は1.6mm以下(スリップサインが出る状態)になるまであと3~4年は使えそうな感じです。
ただ、タイヤの表面の状態を観察してみてもひび割れやシワなどほとんどなくきれいな状態です。
また、タイヤのゴム硬度については硬度計を使って測定した結果、約62という数値を示していました。
新品の夏タイヤのゴム硬度はだいたい65前後と言われていますので、ゴムの効果はほとんどなく、まだまだ使っていけそうなレベルです。
これらの検証結果をまとめると、私のタイヤの使い方(年間走行距離約2万キロ)では、SEIBERLINGタイヤ(SL201)の耐久性は約4~5年という感じになりそうです。
最後に一言
今回は、SEIBERLING(セイバーリング)SL201タイヤの性能と耐久性を追跡調査についてお話しました。
SEIBERLINGタイヤは、国産タイヤの中では比較的割安な値段で買うことができ、かつ性能や耐久性もそこそこなレベルなので、自分的には高コスパなタイヤだと言えると思いました。
是非参考にしてみてください。
それでは!