洗車をしている時に車のボティに出来た飛び石による小さな傷(3~5mm)を見つけてしまいました。
しかも、傷がついてからしばらく放置していたようで、こんな感じで少し錆まで出来てしまっていました。
業者に頼んだ場合の飛び石の塗装代の相場は、5000円(部分塗装)から5万円(パーツ全体塗装)という感じ。
ただ、この小キズにはへこみがなく、単に塗装が剥がれただけという感じだったので、サビ落としからタッチペンによる塗装まで自分で行うことにしました。
今回は、そんな小キズのDIY修理(サビ落としからタッチペン塗装まで)についてお話していきます。
DIY飛び石小キズ修理で使うもの
まずはじめに、DIY飛び石小キズ修理で使うものについてお話していきます。
サビ落とし
今回の飛び石キズは出来てからしばらく経過してしまっていたため、サビが発生していました。
そのサビを落とすためのサビ落としが必要です。
今回使ったのはホームセンターなどで売られてるクリームタイプのサビ落としで、500~600円ぐらいで購入することが出来ます。
タッチペン
次に必要なものは、ホームセンターなどで売られているタッチペンです。
タッチペンの色の選び方のコツは、エンジンルームの中にある銘板(車ん情報が書かれた金属プレート)に記載のボディカラー記号を調べておき、それに対応したものを購入するということです。
この車の場合、ボディカラーを表す記号は「QX1」となり、ホームセンターなどでそれに対応したタッチペン(500円程度)を購入していきましょう。
シリコンオフ
タッチペンを塗る前に、塗装面の油分を取り除く(塗装の剥がれを防ぐ)ためにシリコンオフという脱脂剤を使います。
ただ、車のボディであればパーツクリーナー(バンパーなどの樹脂パーツには使用不可)でOKですし、食器を洗うような中性洗剤でも充分に脱脂することが出来ますので、身近にあるものを用意しておいてください。
ティシュなど
サビ落としを拭き取ったりする時にティッシュを使いますので、ティシュも準備しておきましょう。
サビ落としとタッチペン塗装の具体的な方法
ここからは、具体的なサビ落としとタッチペン塗装の方法についてお話していきます。
サビ落としを塗り、ティッシュで拭き取る
まずはじめに、錆びている部分にサビ落としを塗っていきましょう。
サビ落としを塗ったら5~10分ほどそのままにしておき、その後ティッシュでサビ落としを拭き取っていきます。
するとティッシュの方にサビが移って、ボディのサビが取れていきます。
ただし、サビ落としは1回で完全に取りきることは出来ないので、この作業を2~3回ほど繰り返していきましょう。
サビ落とし前
サビ落とし1回目
サビ落とし2回目
サビ落とし3回目
サビ落としを3回ぐらいやると、こんな感じでサビがきれいに取れてくれます。
シリコンオフで脱脂する
次は、そのサビを落とした部分をパーツクリーナーで洗浄します。
シュッと吹き付けてティッシュでキレイに拭き取るだけでOKです。
タッチペンで塗装する
いよいよここからはタッチペンで塗装する工程です。
まず、タッチペンを良く振ってキャップと一体になっている筆を取り出します。
この時、筆にはたくさん塗料が付いてしまっていてそのまま塗ってしまうと塗料がたくさん付きすぎて垂れてしまいますので、ペン先の塗料を少なくしてから塗っていきましょう。
塗り方のコツは、少ない量で塗装が取れてしまっている部分にだけ、チョンっと塗料を置いてやるだけという感じです。
上の写真は塗った直後のものですが、かなり塗料を少なくしていても、これぐらい厚塗りになってしまいます。
筆に多く塗料がついていたらダラっと垂れてきてしまいますので、気をつけてください。
そのまま1時間ほど乾燥させるとこのような感じになります。
これだけ近くで凝視すると少し凹凸がありますが、少し離れたところから見ると全然わからないレベルです。
上の写真のちょうど中央部分に点サビがあったのですが、これだけ離れてみると修理をした私にしかその跡がわからないことと思います。
お疲れ様でした。
これで飛び石キズは目立たなくなりましたし、錆止めも出来ました。
最後に一言
今回は、車の飛び石小キズのDIY塗装修理(サビ落としからタッチペンまで)についてお話しました。
車の飛び石キズはDIYで簡単に安く修理することが出来ます。
間近でジロジロと検査員のように車のボディチェックされると修理跡が分かりますが、遠目から見るとどこを直したのか見つけられる人はほとんどいないでしょう。
このレベルの仕上がりで満足なのであればDIY修理で十分ですので、是非参考にしてみてください。
是非参考にしてみてくださいね。
それでは!